瀬渡の書物庫​

地球にゾイドが現れ、人々はゾイドを時には相棒とし、時には兵器のように絶対的な武力として扱っていた。

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「グローリア大陸」

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古くから国王の王制による統治が行われていた大陸。

しかし、２年前に一部の兵士達が軍縮に対する反乱を起こした。

王国内の反乱派は鎮圧したものの、国外に散った反乱派の兵士達は各地で「レジスタンス」を生み続け、来たるべき王国の崩壊のための力を蓄えていた。

この事態を重く見た国王は、各地のレジスタンスとの妥協案を提示するも反乱兵による噂などの偽りの情報により耳を貸すことは無かった。

「この土地の宝である民を傷つけたくない」

苦悩する国王であったが、一刻の猶予も無い状況についに決断を下した。

「各地のレジスタンスの殲滅をここに宣言する！！

かつては友であった者もいるだろうが、今やこの国の、いや大陸の民を混乱と破滅に導こうとする逆賊に成り果てた！

逆賊を打ち倒し、この大陸に再び平和を取り戻すのだ！！」

この宣言により、王国軍と反乱軍（レジスタンス）との戦争が始まった。